閑話休題

ブログの効能と言わば何ぞ其れ日々の由なし事の記帳に限らんや

山歩き@日の出山

行った場所

gpsロガーを使って記録したルートは以下の通り.
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写真と行程

まずは始発で南北線に乗車.四谷で乗り換えて中央線で立川へ.そこから青梅線五日市線と乗りついで,7時に武蔵五日市に到着.西東京バスの松尾停留所で下車していよいよハイキングスタート.
まずはこんな感じの道路を5分ほど歩いて三ツ沢分岐へ.道路左側を流れているのは清瀬川という多摩川の支流.
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分岐の様子はこんな感じ.
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カキノキが実をつけている.
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分岐以降は林道を歩く.基本的には針葉樹人工林地帯を歩き続けることになる.樹種はスギ・ヒノキがほぼ同じ量混ざっている感じだろうか.
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清瀬川のほとり,水引が美しい.水引はやはり水辺に良く生える
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なぜか廃棄荷電の満載された自動車が不法投棄されていた.思わず中に人がいないか確認してしまった……f:id:ediot:20131018074644j:plain
ここからハイキングコース.といっても基本的には林道で,人工林中心の林相にも変わりはない.行きに通ったのは谷筋で,相変わらず清瀬川を左に見ながら登っていくことに.f:id:ediot:20131018075003j:plainf:id:ediot:20131018075327j:plain
日ノ出町多摩森林整備・林業推進振興地区」の看板.基本的にはハイキングコースを取り囲むようにして林班が設定されていることに気づく.人工林地帯なのはさもありなんという感じだろうか.それにしても整備された人工林は美しい.某教授は人為の加わった自然の美しさは原生自然にも負けず劣らず神々しいと言っていたが,こういう景色を見ると「その通り!」と叫びたくなる.
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人工林地帯を抜けると,皆伐された林分にでくわす.数haオーダーで皆伐されている.東京都の花粉症対策事業を使って皆伐を実施したのかもしれない.
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浸食された苗木には,施業内容を記録したピンクのリボンが巻き付けられている.
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ここが清瀬川の源流である.
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この花の名前をぼくはまだ思い出せない……マジで何だっけ
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壮観である.山頂まであとちょっと!でもツキノワグマが出るって本当だろうか.人気がない山中ではちょっと怖い.
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山頂に到着.所要時間は約1時間30分.速い人なら1時間はかからないであろう.
天気は曇り気味だったが,狭山湖西武ドームがよく見える.あとは辛うじてスカイツリーも見える.晴天であれば横浜から東京都心房総半島まで,関東平野を眼下に収めることが出来そうだ.
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これはマユミかな.自信はないが.こんな実をつけていたような気がする.
帰りはもう一方の尾根筋を降りていくコースで下山.こちらも人工林である.道は未舗装でちょっと登山っぽい気分を味わうことが出来る.でも基本的に広葉樹は殆ど存在しない.あってもクヌギコナラといった二次林の樹種がわずかに見られるばかり.そういう意味では多様性には乏しいかもしれない.
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シキミかな?
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光沢分岐まで戻った時,次のバスまでは1時間ほどあったので松尾には戻らず,つるつる温泉なる施設へ.午後に用事があったので1時間しかいられなかったが,温泉だけでなく食堂も寝転がれる座敷もあるので,温泉→ご飯→昼寝などという至福の時間を過ごすことも可能.
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総括

久しぶりに山に登ったが,なかなか楽しかった.今回は超ビギナーコースだったので,次回はきちんと地図を用意し,御岳山から檜原の方へと尾根伝いに歩いてみたい.