閑話休題

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NBA: カイリー・アービング,55得点の活躍でPORに勝利

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この試合は全部見たが,すごかった.ブレイザーズファンとしては悔しい敗北だったが,こういうバカ当たりの試合に当たってしまうと,どうしようもない.ギリギリまで競り合ったことを褒めるべきだろうか.

ゲームスタッツ

早速スタッツから.キャブスはレブロンジェームズが手首の怪我で欠場.これまでは,レブロン欠場の試合では1-8という成績で振るわなかったが,今日は違った.


やはりカイリーのスタッツで目を引くのは11/19のスリーポイント.逆に2Pは6/17だから生産性としてはあまり高くない.試合を決める最後のシュートもスリーポイントだった.この11本の3Pというのはフランチャイズレコードだ.これだけアテンプトしてターンオーバーが3というのも素晴らしい.スタッツを見るだけでも惚れ惚れしてしまう!!!

これが試合を決めたスリーポイント

Kyrie Irving's game-winning 3-pointer vs Portland ...

ワンパターンなオフェンスと,インサイドディフェンスの強度不足

しかし,カイリーが55点も取ったにもかかわらず一時はPORに逆転を許すなど,圧勝とはいかなかった.要因は二つ挙げられる.
一つはオフェンスパターンの乏しさだ.もちろんレブロンがいないということは差し引いて考えなければいけないにせよ,オフェンスはカイリーのワンオンワン以外に手がなかった.カイリーの次に得点を挙げたのがモスコフの12点というのはあまりにお粗末.ラブに至ってはわずかに10点.15本のFGAがあるからこれはひどすぎる.カイリートとブロンがいる以上,ラブに求められるのはインサイドで強くプレーすることとスリーポイント.後者はここまで及第点の出来と言えそうだが,インサイドプレイヤーとしての確固たる価値を示しているとは言い難い.
二つ目はインサイドディフェンスのもろさだ.PORの場合,オフェンスの核はオルドリッジのポストアップとリラードのペネトレーション.後者については,リラードのこの日の動きが思わしくなかったこともあって壊滅的なダメージは受けていなかったが,前者についてははっきり言ってやりたい放題やらせていたイメージだ.オルドリッジはターンオーバーの少ない非常に安定したプレイヤーだが,爆発力はない.優れたディフェンダーならワンオンワンでオルドリッジのFG%を45%以下に抑えることができる.今日のオルドリッジはFG%.565に加え,フリースローも10本だから,ワンオンワンできっちり抑えたとは言い難い.
もっともブレーク・グリフィンアンソニー・デービス級の破壊力のある重量級インサイドプレイヤーはイーストには存在しないから,少なくともイーストファイナルまではインサイドディフェンスの強度不足は大した問題にならないのかもしれない.しかし,シーズンを通して,インサイドの強度不足がキャブスの戦績を不安定にすることは間違いないだろう.

ブレイザーズの不振

ある程度予想されたことではあったが,ブレイザーズが勝てない.ここ8試合で6敗目.シーズン序盤はイーストの下位チームとの対戦が集中していたきらいはあるので,実力的にはまだ勝率が高すぎるくらいかもしれない.OKCがそこまで猛烈に追い上げてくる気配もない(というかPHO, NOPとの8位争いを続けているうちにシーズンが終わりそう)ので,ディビジョン優勝で3位の座は手に入りそうだが,激戦ウエストでは現状では6位チームとのプレーオフファーストラウンドを勝ち抜くことは難しい.
どこらへんに改善点がありそうかは,稿を改めて記述する.