閑話休題

ブログの効能と言わば何ぞ其れ日々の由なし事の記帳に限らんや

NBA Playoff: 辛勝!ポートランド・トレイルブレイザーズvsヒューストン・ロケッツ(1st Round GAME1)

年明けからNBAを見ている.中高時代はバスケ部で,BSの放送でちょこちょこ見ていた.今回はふとした事からNBA LEAGUE PASSを契約した事がきっかけとなり,再び試合を見るようになった.理由は自分でもよくわからないが,Portlandのファンになった.多分年明け以降の試合はほぼ全試合見たはず.playoffからは毎試合感想を書いていく.
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VS Houston

まずは試合のSTATSから.

Basic stats

詳細なスタッツは,
NBA Stats - Box Scores
で入手可能.
Scoring
1 2 3 4 OT T
POR 27 21 25 33 16 122
HOU 20 29 30 27 14 120
Four Factors
Pace eFG% TOV% ORB% FT/FGA ORtg
POR 97.1 .479 9.5 31.5 .299 113.8
HOU 97.1 .448 8.9 37.3 .248 112.0

Portland

Houston

試合前の印象

正直な話,HOUSTONには全く勝てる気がしなかった.理由は二つ
一つは捉えようのないHoustonのオフェンスの厄介さ.やはりfast-secondary breakを簡単に決められるイメージ.BeverlyやHarden, Parsonsあたりがドリブルで運んで来るときにピックアップが遅れ,そのままレイアップまで持っていかれる事が多いような気がしていた.ディフェンスで仕掛ける事の少ないPortlandは,なかなかこの速攻/準速攻が止められない.
そして最も大きな違いは,タレントの格.Lamarcus Aldridge(LA)とDwight Howard(DH12)は同格としても,やはりアウトサイドのスコアラーの格の違いは否めない.HardenとLillardのスタッツにそこまでの相違はないが,4Qの頼りがいが全然違う.これは多分に印象の作用もあると思うが,残り1分で「この1本を決めてくれ!」というシーンでキチンと決めて来るHardenと,turnoverをしてしまうLillardの違いは,プレイオフという大舞台では更なる差となってくるはず.

両方とも印象にすぎないと言えばそれまでだが,絶対に勝てない,少なくともTOYOTA Centerでは勝てない,という核心にも似た思いがあった.

以下は勝因の考察.3つあるが,このエントリでは一つだけ書く.

勝因1: LAの覚醒

LAは46得点18リバウンド.その要因はズバリ,ミスマッチだろう.Houstonのstarter PFはTerrence Jones(6-9),交代でFrancisco Garcia(6-7)が入る.こうなってくると6-11のLAは高さのアドバンテージを得られる.もちろん格の違いもあった. Jonesは2年目,数年後は中心プレイヤーになっているはずだが,まだ修行中の身だ.荷が重かったのかもしれない.
もちろんこういう状況ではウィークサイドからダブルチームを仕掛けるのがセオリー.しかし,レギュラーシーズンではLAにダブルチームを仕掛ければ,Lillard, MathiewsそしてBatum(場合によってはWrightやMo Williams, McColumnも)にボールがまわり,40-50%の確率で3p shootを決められるという事は証明済み.そんな目に遭うくらいならLAに50%前後の2pを打たせて失点期待値を低く抑えよう,というのが対Portlandの共通基本戦略となっている.
今回もLAに対してのダブルチームはほぼなかったと記憶している.結果は31本のattemptのうち17本のmade(しかも3pが2-2というおまけ付き).これが勝負を分ける決定的要素になったのは間違いない.
HoustonがLAに対して次戦以降,何らかの策を講じて来る可能性はある.例えばDH12を付けるとか,ダブルチームをするとか.それにたいしてPortlandがどんな反応を見せるのかも見物だろう.そうやって既存の状況に対して一方が対策を講じ,他方が更にその対策を講じる,という知恵競べがプレイオフの醍醐味でもある.


ちなみに
勝因2のタイトルは「HACK A HOWARD!」,勝因3のタイトルは「頼りになるLillard」
時間あれば書きます.