閑話休題

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データだけでみる12球団史:中日ドラゴンズ〜中日にもあった「プチ」暗黒期〜

映画"42"でのパイレーツいじりに感銘を受け,12球団の2リーグ制以降の勝率と通算の勝敗収支(各シーズン終了時点での通算勝利数-通算敗北数)をグラフ化してみた.
今日は中日ドラゴンズ.今年は2001年以来のBクラスに甘んじたが,64年間の戦い方はどうだったのだろうか?

勝敗収支と勝率5年平均

※勝率5年平均は前後2年ずつと当該年の勝率の平均値である.例えば2011年の勝率5年平均は2009年から2013年までの勝率の平均値となっている.
※勝敗収支は,(1950年以降の通算勝利数)-(1950年以降の通算敗北数).
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順調な出だし

2リーグ制開始直後は,大洋,広島,国鉄という新興球団の戦力が整わず,5年平均で6割を超える勝率を上げている.しかし勝率5年平均が5割を超えていた1966年までの17年間で優勝回数はわずか1回.唯一の優勝は天地政権下の1954年.スタッツは下に示した通りだ.

20年のプチ暗黒期

1967年までには,289の貯金を積み重ねている.300を突破するのも時間の問題と思われたが,ここから絶望的な足踏みが続く.プチ暗黒期とでも言うべきstagnated eraである.初めて貯金が300を超えるのは第一次星野政権最終年の1991年である.そのスタッツも掲載する.

黄金の落合政権

落合政権は貯金327からスタートして,2011年シーズン終了時には貯金を465まで積み上げている.年平均17の貯金を積み上げていったことになる.このことから落合政権は50年代以来の空前の常勝軍団であったことがわかる.勝率5年平均自体は,黄金期のあまり高くない.落合政権下で最高の勝率5年平均を記録した2005年は,1957年以降で最高の勝率でもあった.落合政権の傑出度は,歴史が証明しているようだ.