閑話休題

ブログの効能と言わば何ぞ其れ日々の由なし事の記帳に限らんや

オフェンシブレーティング(Offensive Rating (ORtg))/ディフェンシブレーティング(Defensive Rating (DRtg))

要するに……


基本的な定義

基本的な定義はGlossary | Basketball-Reference.comに示されている1。翻訳して引用すると、

オフェンシブレーティング

オフェンシブレーティング:選手に適用される場合は、100ポゼッションで獲得した得点を示す。一方、チームに対して適応された場合には、100ポゼッションで獲得した得点をしめす。このレーティングはBasketball on Paperの著者である Dean Oliver によって開発された。詳細は同書を参照2

ディフェンシブレーティング

ディフェンシブレーティング:選手に適用される場合は、100ポゼッションで与えた得点を示す。一方、チームに対して適応された場合には、100ポゼッションで許した得点をしめす。このレーティングはBasketball on Paperの著者である Dean Oliver によって開発された。詳細は同書を参照[^2]。

二つのレーティングのもっとも詳細な計算方法は3を参照。ポゼッションの定義に立ち入って計算をしなければいけないので、少々複雑な計算が展開されている。

直観的理解

オフェンシブレーティング:あるチームが100回オフェンス機会を与えられたら何点取れるか。 ディフェンシブレーティング:あるチームが相手チームの100回のオフェンス機会に対してディフェンスをしたら何点取れるか。

ラン&ガンのハイテンポなバスケットを展開するチームは一試合辺りの得点が大きくなりがち。逆にセットオフェンスを中心に構成するチームはオフェンスの機会が少なくなるので一試合辺りの得点は小さくなる。だから一回一回のオフェンスのクオリティを評価するには同じポゼッション数(100)辺りの得点を比較する必要がある。 レーティングを使えばスタイルの異なるチームのオフェンス/ディフェンスのクオリティを比較できるようになる。

16-17シーズンの Team ORtg/ Team DRtg

16-17シーズンの各チームをオフェンシブレーティング順に

やはりGSWが最高のオフェンシブクオリティーを誇っている。ハーデンを中心にハイテンポなオフェンスを展開したHOUが次点。近年の基本的なトレンドとしてハイテンポなバスケットを展開するチームが上位にくる傾向がある。3pの威力ということだろうか。ローテンポのチームで上質なオフェンスを構築しているのはSASとTORの2チーム。 DRtgはSASが最高だが、GSWが次点につけているのは意外。サイズのないチームだがオフェンスもトップレベルだ。DENはDRtgもORtgもともに高く、典型的なラン&ガンのチームといえる。

留意点

\frac{ORtg}{100}*\text{Pace Factor} でPts/Gを近似することができる。DRtgも同様。 ピタゴラス勝率はこちらを使って計算したほうが平方誤差が小さくなるかもしれない。ちょっと計算してみたい。

Reference list


  1. Offensive Rating (available since the 1977-78 season in the NBA); for players it is points produced per 100 posessions, while for teams it is points scored per 100 possessions. This rating was developed by Dean Oliver, author of Basketball on Paper. Please see the article Calculating Individual Offensive and Defensive Ratings for more information.

  2. https://www.amazon.com/Basketball-Paper-Rules-Performance-Analysis/dp/1574886886

  3. Calculating Individual Offensive and Defensive Ratings | Basketball-Reference.com

映画感想:ダーティ・グランパ ーデニーロとザックエフロンの生み出した駄作ー

孫と祖父が一緒のベッドで寝ている.祖父は下ネタをごちゃごちゃと話し続け,うんざりした孫は祖父に背を向けて眠りにつこうとする.すると祖父は自分のペ◯スを孫の顔に近づけて孫を起こそうとする.これが本作を象徴するシーンである.面白そうと思えた人はぜひ劇場へ行かれたし.そうでない人には残念ながらこの映画はお勧めできない.何故ならこのシーンがこの映画のなんたるかを象徴しているから...


Dirty Grandpa Official Trailer #1 (2016) - Zac Efron, Robert De Niro Comedy HD

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Jリーグと欧州3大リーグ(リーガエスパニョーラ,ブンデスリーガ,プレミアリーグでのファウル数の違い

Jリーグの笛は甘いのか?

こんな記事を見た.number.bunshun.jp
ハリルホジッチ監督は,Jリーグはフィジカルコンタクトが少なすぎるという点で日本サッカー界全体に苦言を呈している.そして日本人選手のフィジカルが弱いという 意見もよく聞く意見だ.このコラムについて言えば,Jリーグの審判のジャッジ基準は曖昧だという点が印象に残った.
またナンバーwebの今日の名言に,次のようなものがあった.number.bunshun.jp
ファウルには地域差があるというのは確かにプレミアを見ていれば強く感じることではある.
でも全ては一試合見た限りの感想や長年の観戦で蓄積された判断である.もちろん,そういった情報が実は最も雄弁に事実を語ってくれるのだが,今回はデータに頼ってファウルについて考えてみようと思う,考えてみたいのは,
- 本当にJのファールを取る基準は他国と比べてゆるいのか,
- ジャッジの基準は一貫性を持っていると言えるのか

あくまでデータだけから考える.

比較するリーグ

とりあえずデータの入手しやすさから

を比較対象とした.日本代表戦やCL, ELなどを比較対象としてもよかったが,ちょっと対象が絞りにくかったので,除外した.
また,時期としては完結したシーズンの中では最新である2014-15シーズンとJリーグの2014シーズンとした.

ファウルに関わるデータたち

分析対象とするデータは,

  • ファウル数
  • 被ファウル数
  • 警告数(イエローカード)
  • 退場数(レッドカード)
  • 勝ち点

欧州3大リーグに関してはシュート数も入手可能であったが,jリーグの入手方法がわからなかったので諦めた.
データは,3大リーグに関しては,
FootStats - Complete UK Football Statistics Analysis - League Tables
から集めた.jリーグに関しては,
J. League Data Site
から集めた.
データの集計,加工には
R: The R Project for Statistical Computing
を利用した.

結果

データは,次の通り.プレミアリーグの綴りが間違っていることに気づいたが,もうめんどいのでそのまま放置する.
ただし,GP: ゲーム数,FC: 一試合当たりファウル数,FS: 一試合当たり被ファウル数,FCplusFS: 一試合当たり被ファウル数+一試合当たりファウル数,FC-FS: 一試合当たり被ファウル数-一試合当たりファウル数,Y: イエローカード,R: レッドカード,Pts: 勝ち点

TEAM CAT GP FC FS FCplusFS FC-FS FC-FS/FC+FS ABS Y R Pts
Chelsea English Preimere League 38 10.05 11.79 21.84 -1.74 -0.08 0.08 77 4 87
Man City English Preimere League 38 11.71 8.21 19.92 3.50 0.18 0.18 77 2 79
Arsenal English Preimere League 38 9.92 11.61 21.53 -1.69 -0.08 0.08 68 2 75
Man United English Preimere League 38 11.92 10.95 22.87 0.97 0.04 0.04 64 5 70
Tottenham English Preimere League 38 11.61 10.32 21.93 1.29 0.06 0.06 79 4 64
Liverpool English Preimere League 38 10.13 12.84 22.97 -2.71 -0.12 0.12 66 3 62
Southampton English Preimere League 38 12.32 10.97 23.29 1.35 0.06 0.06 57 3 60
Swansea English Preimere League 38 10.47 12.95 23.42 -2.48 -0.11 0.11 48 5 56
Stoke English Preimere League 38 12.79 11.26 24.05 1.53 0.06 0.06 82 1 54
Crystal Palace English Preimere League 38 13.87 11.87 25.74 2.00 0.08 0.08 63 4 48
Everton English Preimere League 38 10.21 12.37 22.58 -2.16 -0.10 0.10 66 2 47
West Ham English Preimere League 38 11.05 11.58 22.63 -0.53 -0.02 0.02 64 2 47
West Brom English Preimere League 38 11.13 11.03 22.16 0.10 0.00 0.00 64 3 44
Leicester English Preimere League 38 12.03 10.03 22.06 2.00 0.09 0.09 49 4 41
Newcastle English Preimere League 38 11.39 12.16 23.55 -0.77 -0.03 0.03 66 7 39
Aston Villa English Preimere League 38 10.53 11.63 22.16 -1.10 -0.05 0.05 70 7 38
Sunderland English Preimere League 38 11.45 12.24 23.69 -0.79 -0.03 0.03 94 3 38
Hull English Preimere League 38 11.87 11.11 22.98 0.76 0.03 0.03 71 6 35
Burnley English Preimere League 38 10.68 11.05 21.73 -0.37 -0.02 0.02 64 2 33
QPR English Preimere League 38 11.76 10.95 22.71 0.81 0.04 0.04 75 3 30
Bayern Munich German Bundesliga 1 34 12.18 14.47 26.65 -2.29 -0.09 0.09 37 2 79
Wolfsburg German Bundesliga 1 34 13.35 13.74 27.09 -0.39 -0.01 0.01 44 1 69
M'gladbach German Bundesliga 1 34 12.24 13.71 25.95 -1.47 -0.06 0.06 54 2 66
Leverkusen German Bundesliga 1 34 17.91 15.76 33.67 2.15 0.06 0.06 76 4 61
Augsburg German Bundesliga 1 34 16.24 16.00 32.24 0.24 0.01 0.01 61 3 49
Schalke 04 German Bundesliga 1 34 15.21 14.82 30.03 0.39 0.01 0.01 65 4 48
Dortmund German Bundesliga 1 34 13.35 13.26 26.61 0.09 0.00 0.00 54 0 46
Hoffenheim German Bundesliga 1 34 17.65 17.97 35.62 -0.32 -0.01 0.01 66 2 44
Ein Frankfurt German Bundesliga 1 34 16.74 17.74 34.48 -1.00 -0.03 0.03 84 3 43
Werder Bremen German Bundesliga 1 34 17.29 15.32 32.61 1.97 0.06 0.06 67 2 43
FC Koln German Bundesliga 1 34 12.38 13.15 25.53 -0.77 -0.03 0.03 48 2 40
Mainz German Bundesliga 1 34 14.56 16.06 30.62 -1.50 -0.05 0.05 53 2 40
Hannover German Bundesliga 1 34 16.71 15.03 31.74 1.68 0.05 0.05 72 5 37
Stuttgart German Bundesliga 1 34 14.82 15.82 30.64 -1.00 -0.03 0.03 59 5 36
Hamburg German Bundesliga 1 34 18.18 14.94 33.12 3.24 0.10 0.10 83 5 35
Hertha German Bundesliga 1 34 17.32 15.71 33.03 1.61 0.05 0.05 72 4 35
Freiburg German Bundesliga 1 34 14.47 14.79 29.26 -0.32 -0.01 0.01 63 4 34
Paderborn German Bundesliga 1 34 14.24 16.53 30.77 -2.29 -0.07 0.07 51 3 31
G大阪 Japanese J1 34 14.53 13.12 27.65 1.41 0.05 0.05 48 1 63
浦和 Japanese J1 34 15.21 14.85 30.06 0.36 0.01 0.01 37 0 62
鹿島 Japanese J1 34 17.44 16.41 33.85 1.03 0.03 0.03 63 2 60
鳥栖 Japanese J1 34 17.03 14.35 31.38 2.68 0.09 0.09 43 1 60
Japanese J1 34 14.94 15.00 29.94 -0.06 0.00 0.00 48 0 60
川崎 Japanese J1 34 13.50 15.03 28.53 -1.53 -0.05 0.05 40 1 55
横浜FM Japanese J1 34 13.74 15.88 29.62 -2.14 -0.07 0.07 36 0 51
広島 Japanese J1 34 12.15 13.79 25.94 -1.64 -0.06 0.06 22 0 50
名古屋 Japanese J1 34 12.00 17.32 29.32 -5.32 -0.18 0.18 49 0 48
F東京 Japanese J1 34 16.65 14.35 31.00 2.30 0.07 0.07 43 0 48
神戸 Japanese J1 34 16.18 13.76 29.94 2.42 0.08 0.08 47 2 45
新潟 Japanese J1 34 15.91 14.68 30.59 1.23 0.04 0.04 40 0 44
甲府 Japanese J1 34 15.44 14.85 30.29 0.59 0.02 0.02 45 1 41
仙台 Japanese J1 34 15.94 15.38 31.32 0.56 0.02 0.02 36 0 38
清水 Japanese J1 34 13.47 17.06 30.53 -3.59 -0.12 0.12 42 1 36
山形 Japanese J2 34 14.05 14.74 28.79 -0.69 -0.02 0.02 42 0 NA
松本 Japanese J2 34 15.48 13.52 29.00 1.96 0.07 0.07 35 0 NA
湘南 Japanese J2 34 16.36 16.83 33.19 -0.47 -0.01 0.01 46 1 NA
Barcelona Spanish la liga 1 38 9.71 15.32 25.03 -5.61 -0.22 0.22 66 3 94
Real Madrid Spanish la liga 1 38 10.71 15.26 25.97 -4.55 -0.18 0.18 85 3 92
Ath Madrid Spanish la liga 1 38 14.29 14.89 29.18 -0.60 -0.02 0.02 109 5 78
Valencia Spanish la liga 1 38 14.89 16.76 31.65 -1.87 -0.06 0.06 101 9 77
Sevilla Spanish la liga 1 38 15.89 13.87 29.76 2.02 0.07 0.07 115 2 76
Villarreal Spanish la liga 1 38 13.84 12.66 26.50 1.18 0.04 0.04 94 2 60
Ath Bilbao Spanish la liga 1 38 13.92 14.13 28.05 -0.21 -0.01 0.01 96 4 55
Celta Spanish la liga 1 38 15.42 13.68 29.10 1.74 0.06 0.06 115 5 51
Malaga Spanish la liga 1 38 14.68 14.24 28.92 0.44 0.02 0.02 101 8 50
Espanol Spanish la liga 1 38 16.16 15.03 31.19 1.13 0.04 0.04 116 6 49
Vallecano Spanish la liga 1 38 14.58 15.08 29.66 -0.50 -0.02 0.02 106 6 49
Sociedad Spanish la liga 1 38 13.47 15.29 28.76 -1.82 -0.06 0.06 88 1 46
Elche Spanish la liga 1 38 15.37 13.34 28.71 2.03 0.07 0.07 102 6 41
Getafe Spanish la liga 1 38 14.24 13.29 27.53 0.95 0.03 0.03 93 4 37
Levante Spanish la liga 1 38 14.66 13.47 28.13 1.19 0.04 0.04 107 3 37
Eibar Spanish la liga 1 38 14.97 11.82 26.79 3.15 0.12 0.12 103 5 35
Granada Spanish la liga 1 38 15.05 13.53 28.58 1.52 0.05 0.05 111 5 35
La Coruna Spanish la liga 1 38 14.79 14.26 29.05 0.53 0.02 0.02 103 4 35
Almeria Spanish la liga 1 38 14.79 14.29 29.08 0.50 0.02 0.02 105 11 32
Cordoba Spanish la liga 1 38 13.00 14.24 27.24 -1.24 -0.05 0.05 93 9 20

ファウル数と被ファウル数

とりあえず,当初の目的に沿って,ファウル数と被ファウル数を集計して可視化してみた.横軸にファウル数,縦軸に被ファウル数.色分けはリーグ毎にやってある.順位は,1-4位をCL出場権チーム,5-10位をトップハーフチーム,11-15位をボトムハーフ,それ以下を「降格」(demote)と便宜上書いた.もちろんJリーグにCL出場権は存在しないけど.
f:id:ediot:20151117172210p:plain
jリーグは,決して他リーグと比較して,警告が多いわけではない.平均値は
1 English Preimere League 11.34450
2 German Bundesliga 1 15.26889
3 Japanese J1 14.94200
4 Japanese J2 15.29667
5 Spanish la liga 1 14.22150
だから,リーガとブンデスの間くらいの量に落ち着いている.今回の分析では扱わないが,10年前はこの値が20を超えていたから,笛は徐々に厳しくなっているとも言える.
Jリーグ以外でわかりやすい特徴としてはプレミアのファウルの少なさだ.これは冒頭の吉田麻也の言葉を裏付けている.あとはバルサとレアル.2チームだけ別のリーグにいるのかな.

ファウル数と警告数

次に,ファウル数と警告数をプロットしてみた.
f:id:ediot:20151117172216p:plain
警告数とファウル数は以外では正の相関を持っている.しかしJリーグだけは,その傾向が顕著ではない.ファウル数と警告数の相関が弱いのだ.もちろんこれだけをもって強い結論を導くことは難しいが,一つの推測としては,審判のジャッジの基準があまり一定していないからこのような結果が出ているということが言えるかもしれない.
また,ファウル数に対するイエローの割合が多い,というのもJリーグの大きな特徴である.浦和とセルタは一試合当たりのファウル数はほぼ同じだが,警告数は約2枚違っている.
個別チームで見ると,広島と鹿島の傾向が両極にあるというのも面白い.
J以外では,リーガエスパニョーラの警告数が非常に多いということだ.一試合当たり3を超えるカードをもらっているチームさえ存在する.レアルですら,Jリーグ最多警告数の鹿島より一試合当たり0.5枚ほど多くもらっている.
プレミアは,ファウル数に対する警告数が非常に多い.ファウル数を警告数で割って警告1枚を得るまでに要するファウルの数のリーグ平均を計算すると,
1 English Preimere League 6.320982
2 German Bundesliga 1 8.426114
3 Japanese J1 11.925540
4 Japanese J2 12.685041
5 Spanish la liga 1 5.379960
となり,プレミアはリーガについて警告数を受けやすいリーグと言える.そして,Jリーグがダントツで警告に対するファウル数が多いということがわかる.
f:id:ediot:20151117172223p:plain

ファウルと勝ち点

三つ目は,ファウル数と勝ち点.基本的に負の相関を持っているのは直観にあう.
チェルシーバルサバイエルンといった優勝チームや各国のtop of topに属するようなチームは,ファウル数が少なくて勝ち点が多い.
一方アトレティコバレンシアレバークーゼンなど各国で第二グループに属するようなチームはファウルを伴った激しい守備で勝ち点を稼いでいることがわかる.
Jリーグについて見てみると,負の相関はすぐには読み取れない.しかし鳥栖と鹿島は激しい守備で上位を勝ち取ったということが示されている.

警告と退場

最後に,退場数についても一応見ておく.
当たり前だが,正相関を持っている.そして警告と同様に,Jが最も少なく,リーガが咲いたという傾向がある.
f:id:ediot:20151117172225p:plain

まとめ

冒頭の問いに答えるならば,

  • 本当にJのファールを取る基準は他国と比べてゆるいのか,
  • >結構笛はなるが,警告は取られにくい.
  • ジャッジの基準は一貫性を持っていると言えるのか
  • >わからない.でもファウル数とイエローの数に相関がない.

という感じになる.

明治神宮大会の歴代優勝校

現在開催中の明治神宮大会は大学の部が1970年に開始され,高校の部も1973年から開催されている.ふと,歴代優勝校は地区別に見るとどのような傾向を持っているのだろうか?という疑問が湧いたので調べてみた

基本情報

そもそもこの大会は日本高等学校野球連盟とは異なり,日本学生野球協会が主催する大会.大会の格としては,春夏の甲子園大会と同じようにも見えるが新聞社がバックについていないせいか知名度的には両大会にかなり劣る.www.student-baseball.or.jp
招待チーム
【大学の部(11校)】
東京六大学野球連盟代表
東都大学野球連盟代表
関東5連盟第1代表
関東5連盟第2代表
首都大学、千葉県大学、関甲新学生、東京新大学、神奈川大学
北陸・東海3連盟代表
愛知大学、東海地区、北陸大学)
関西5連盟第1代表
関西5連盟第2代表
(関西学生、関西六大学、阪神大学、近畿学生、京滋大学)
四国・中国3連盟代表
(四国地区、中国地区、広島六大学)
九州3連盟代表
(九州地区、九州六大学、福岡六大学)
北海道2連盟代表
(北海道学生、札幌学生)
東北3連盟代表
(北東北大学南東北大学、仙台六大学)

【高校の部(10校)】
北海道地区代表
東北地区代表
関東地区代表
東京地区代表
北信越地区代表
東海地区代表
近畿地区代表
中国地区代表
四国地区代表
九州地区代表

というわけで大学10校,高校11校だ.

歴代優勝校・準優勝校

で,ここからがやりたかったこと.以下のサイトから,歴代優勝校準優勝校をリスト化した.
http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/champions_highschool.html
http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/champions_college.html

年度 優勝校 優勝校所属地区 準優勝校 準優勝校所属地区
2014 45 仙台育英 東北地区 浦和学院 関東地区
2013 44 沖縄尚学 九州地区 日本文理 北信越地区
2012 43 仙台育英 東北地区 関西 中国地区
2011 42 光星学院 東北地区 愛工大名電 東海地区
2010 41 日大三 東京地区 鹿児島実業 九州地区
2009 40 大垣日大 東海地区 東海大相模 関東地区
2008 39 慶応義塾 関東地区 天理 近畿地区
2007 38 常葉菊川 東海地区 横浜 関東地区
2006 37 高知 四国地区 報徳学園 近畿地区
2005 36 駒大苫小牧 北海道地区 関西 中国地区
2004 35 柳ヶ浦 九州地区 愛工大名電 東海地区
2003 34 愛工大名電 東海地区 大阪桐蔭 近畿地区
2002 33 中京 東海地区 延岡学園 九州地区
2001 32 報徳学園 近畿地区 関西 中国地区
2000 31 東福岡 九州地区 尽誠学園 四国地区
1999 30 四日市 東海地区 敦賀気比 北信越地区
1998 29 日南学園 九州地区 日大三 東京地区
1997 28 横浜 関東地区 沖縄水産 九州地区
1996 27 上宮 近畿地区 春日部共栄 関東地区
1995 26 帝京 東京地区 福井商 北信越地区
1994 25 創価 東京地区 星稜 北信越地区
1993 24 東北 東北地区 拓大一 関東地区
1992 23 世田谷学園 東京地区 東海大相模 関東地区
1991 22 星稜 北信越地区 帝京 東京地区
1990 21 国士舘 東京地区 木本 東海地区
1989 20 東北 東北地区 帝京 東京地区
1988 19 昭和天皇御不例の為中止)
1987 18 堀越 東京地区 明石 近畿地区
1986 17 帝京 東京地区 愛知 東海地区
1985 16 松商学園 北信越地区 帝京 東京地区
1984 15 国学院久我山 東京地区 松商学園 北信越地区
1983 14 岩倉 東京地区 京都商 近畿地区
1982 13 東北 東北地区 尽誠学園 四国地区
1981 12 明徳 四国地区 大府 東海地区
1980 11 星稜 北信越地区 早稲田実 東京地区
1979 10 東海大三 北信越地区 鳴門 四国地区
1978 9 柳川商 九州地区 市立神港 近畿地区
1977 8 東北 東北地区 高知商 四国地区
1976 7 早稲田実 東京地区 大田 中国地区
1975 6 徳島商 四国地区 静岡自動車工 東海地区
1974 5 福井商 北信越地区 日大山形 東北地区
1973 4 若狭 北信越地区 平安 近畿地区

年度 優勝校 優勝校所属地区 準優勝校 準優勝校所属地区
平成26年 45 駒澤大 東都大学 明治大 東京六大学
  25年 44 亜細亜 東都大学 明治大 東京六大学
  24年 43 桐蔭横浜大 関東5連盟 (第2代表) 法政大 東京六大学
  23年 42 明治大 東京六大学 愛知学院大 北陸・東海3連盟
  22年 41 早稲田大 東京六大学 東海大 関東5連盟(第1代表)
  21年 40 立正大 東都大学 上武大 関東5連盟(第1代表)
  20年 39 東洋大 東都大学 東北福祉大 北海道・東北5連盟
  19年 38 東洋大 東都大学 早稲田大 東京六大学
  18年 37 亜細亜 東都大学 早稲田大 東京六大学
  17年 36 九州産業大 九州3連盟 東北福祉大 北海道・東北5連盟
  16年 35 東亜大 四国・中国3連盟 慶応義塾 東京六大学
  15年 34 東亜大 四国・中国3連盟 神奈川大 神奈川大学野球連盟
  14年 33 亜細亜 東都大学 東北福祉大 北海道・東北5連盟
  13年 32 駒澤大 東都大学 城西大 首都大学
  12年 31 慶応義塾 東京六大学 東海大 首都大学
  11年 30 九州共立大 九州地区・九州六大学 東海大 首都大学
  10年 29 亜細亜 東都大学 東北福祉大 北海道・東北地区
  9年 28 近畿大 関西地区 法政大 東京六大学
  8年 27 明治大 東京六大学 東北福祉大 北海道・東北地区
  7年 26 明治大 東京六大学 青山学院大 東都大学
  6年 25 東亜大 広島六大学・西部地区 青山学院大 東都大学
  5年 24 駒澤大 東都大学 早稲田大 東京六大学
  4年 23 慶応義塾 東京六大学 東海大 首都大学
  3年 22 愛知学院大 愛知大学 流通経済大 東京新大学
  2年 21 同志社大 関西地区 立教大 東京六大学
  1年 20 近畿大 関西地区 立教大 東京六大学
昭和63年 19 昭和天皇御不例の為中止)
  62年 18 筑波大 首都大学 法政大 東京六大学
  61年 17 愛知工業大 愛知大学 駒澤大 東都大学
  60年 16 慶応義塾 東京六大学 愛知工業大 愛知大学
  59年 15 駒澤大 東都大学 近大工学部 広島六大学
  58年 14 東海大 首都大学 駒澤大 東都大学
  57年 13 東海大 首都大学 大阪商業大 関西地区
  56年 12 法政大 東京六大学 専修大 東都大学
  55年 11 日本体育大 首都大学 亜細亜 東都大学
  54年 10 明治大 東京六大学 名城大 中部地区
  53年 9 同志社大 関西大学連合 東洋大 東都大学
  52年 8 法政大 東京六大学 東海大 関東地区
  51年 7 法政大 東京六大学 早稲田大学 東京六大学
  50年 6 明治大 東京六大学 駒澤大 東都大学
  49年 5 中央大 東都大学 法政大 東京六大学
  48年 4 駒澤大 東都大学 同志社大 関西大学連合
  47年 3 関西大 関西大学連合 法政大 東京六大学
  46年 2 日本大 東都大学 亜細亜 大学選手権優勝校
  45年 1 東海大 首都大学 中京大 愛知大学

雑感-高校の部-

ざっと表を眺めてわかるのは高校の部では東北勢と東京代表が検討していることだろう.甲子園は関西が無双するイメージがあるが表を眺める限りそうでもない.PLや大阪桐蔭という大阪勢の存在感が低い.あとは連覇を含めて集中的に優勝または準優勝を達成しているチームが少ないということだろうか.やはり11月はまだ新チーム始動から間もないということもあり多くのチームはまだ未完成な状態だということかもしれない.あとは優勝回数が多いチームにもあまり名門が多くないということ.
さて,以上の雑感を整理するためにこれらを表にまとめてみた.

表-高校の部-

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図は各地区を別々の横棒に割あて,年代ごとの達成度をカラーで分けた.
明らかなのは東京勢が地の利を生かしているということだ.ホームゲームが有利というのはあらゆるスポーツに共通することだが,2位の東北地区代表を引き離している.とはいうものの,21世紀以降の東京勢の優勝は1回だけである.準優勝回数は5回とあまり多くない.そしてやはり21世紀には準優勝がない.
東北勢もかなり健闘している.優勝回数は2位.特に近年は神宮で無双しているイメージである.
北信越地区も甲子園よりも健闘している.そんなに,強豪校は多くないが,成績はいい.
関東地区と近畿地区は似たような傾向を示している.両地区とも優勝回数は少ない.しかしし近年は徐々に成績を伸ばしている.

全体的に言えるのは,各地区ごと,学校毎の,差があまりない大会だということだろう.

表-大学の部-

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寡占状態になっている.全期間を通して,東都と六大学の接戦になっている.
優勝について見ていくと,東都が2回多くなっている.90年代は,まだ六大学の方が多かったが,そこから8度の優勝を決めた東都に対して,2度しか勝てなかった六大学が逆転されている.東海大学は意外にも90年代以降優勝はない.残りの地区は全期間を通しても2大勢力の優勝回数にはおよばない.明治神宮大会が2週間弱で決着をつける短期決戦であるためにある程度2〜3番手に良いピッチャーを揃えなければいけないことも,両リーグの寡占状態が続く要因だろうか.
準優勝について見ても傾向に劇的変化はない.あるとすれば六大学が21世紀以降異常なまでのシルバーホルダーぶりを見せているということだ.決勝進出は21世紀以降の15回中9回を数えるのに対して,決勝は2勝7敗.のろわれているのだろうか?一方東都は21世紀以降,準優勝はない.決勝進出回数は六大学に劣るものの,優勝回数では勝っているという状況である.

読書感想文:佐々木正悟 先送りせずにすぐやる人に変わる方法

絶望的な状況下で...

「明日までに講義の宿題をこなさなければいけない.それからゼミのレジュメは明後日までだ!あ,⚫︎⚫︎大学の先生へのメールの返信もまだだ....やばい!!!」.
でも,やっているのはネットサーフィンか,関係ない読書で,本来優先度が高いはずのタスクは先送り,先送りそして先送り...全く取り組む気にならない!!!

これは僕が日常的に直面するクソみたいな状況の描写です.そして本書はこんな状況にはまり込んでしまう人たちに,先送りをやめてすぐにやる人になるための方法を55個提案しています.ただし「ガンバる!」以外の方法ですよ

肩の力を抜いてみる

僕がこの本で最も使えそうだなと思ったのは,「気合を入れすぎない」というセクションの内容でした.著者曰く

最近の心理学の研究で,意志の力を発揮しようとドライブを強めにかけると,それ自体が行動を制限してしまうということが発見されました.

とのこと.脳には「意志の力」を引き出す場所があるが,その部分が活性化しすぎると,不安に駆られて「脳の警報」がなるそうです.この不安が行動のストッパーになってしまうわけです.

「ものすごいことをしてやろう!」「大成功をおさめてやろう!」。こうした意気込みは、期待と妄想をふくらませてしまい、逆に「不安」にもつながってしまいます。

著者はこのような状況が先送りを生み出すことを避ける為,「肩の力を抜く」ことを提唱しています.肩の力が抜ければ,警報は鳴らないので,すっと行動を開始できるというわけです.
確かに先送りが発生しているときは,実現可能性を考慮するよりも先に「きちんとやらなきゃ」「誰からも批判が出ないようなものを仕上げなきゃ」「すごいの作るぞ!」という心理が僕の中に働いているような気がします.逆に次から次へと行動が起こせているときは「ま,こんなもんでしょ」「とりあえずある程度仕上げたら他の人に仕事を投げつけちゃえばいいよね」と思えていることが多い.完全な精神論ですが,以外と使えるワザかもしれません.

その他のワザ

冒頭のような哀しい状況に陥る度,僕は何冊も本書に類似した本を読んできました.その経験から言えば,本書で提案されている先送りを回避するための「技術」にさして目新しい点はなかったものの,類書の中では最も多くの方法を紹介しているように思いました.
先送りを避けてすぐやるための方法とは煎じつめて言えば,

  • まず大きな目標を小さく分割
  • どんな作業をするかを列挙する
  • 結果を気にせずに取り組む(=完璧主義を捨てる)
  • 成功体験を積み重ねて「すぐやる喜び」を積み重ねる

ということ.
他にも仕事に取り組む環境を整えることや,他人を仕事に巻き込むことなどもポイントですが,それは本書を読んでもらえれば書いてあります.
また,僕にはピンとこなかったけどあなたにはピンとくるようなワザというものもたくさんあるはずです.55このワザはそれぞれ3-5ページで完結しているので,目次を読んで興味を持ったところだけを読むということでもいいはずです.

本書の効用

僕はこの本に感銘を受けて,肩の力を抜くことを意識するために,5秒体に力を入れて10秒完全脱力するという運動を仕事前2分間でやるようにしました.効果はそれなりに出ていて,3か月ほど先送りしていた修士論文課題に取り掛かることができました.素直に読んでよかったです!

レブロン・ジェームズ:クリーブランドキャバリアーズとの契約を解除してFAに

タイトルは何も嘘を言っていないが,「釣り」と取られても仕方ないかも...

www.cbssports.com

最初にこのニュースを見たときは思わずクリックしてしまったけど,"As expected"とある通り,予想通りの行動であり誰も驚いていない.記事の最後は"Don't get excited, LeBron's not going anywhere.
", 「慌てることはない,レブロンはどこにも行かないから」と締められている.

LBJは来年度の契約についてプレイヤーオプションを持っていたので,契約破棄が可能だった.そして破棄した.しかしそれは完璧に経済的な理由からの行動であるらしい.どうやら契約期間の短い契約を結び直すつもりのようだ.背景にあるのは,2016年(すなわち来オフ)にはじまる新しいテレビ放映権契約だ.deadspin.com
9年総額240億ドルの契約だそうだ.年額にしても26億ドルとなる.2007年の契約が年額9.3億円だったので,ざっと3倍.テレビ放送の録画機能が充実する中,CMがスキップできない生放送コンテンツの価値が相対的に向上していることが要因だ.
リーグとしてこれだけの収入の増加が望めるならば,選手会からmax契約の上限を引き上げることが要求されることは想像に難くない.もちろんこれからの労使交渉次第だが,多少の譲歩があると考えるのが普通だろう.
というわけでLBJはオプトアウトからの再契約を選択したようだ.

いや,でも形の上では昨年もオプトアウトからの移籍だったから,ちょっとドキッとはするのですが...

書評:エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする -グレッグ マキューン-

要するに...

次のような図がエッセンシャル思考であるらしい.

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左側が非エッセンシャル思考の人のエネルギーの使い方.色々な活動にエネルギーが拡散してしまっており,どの活動からも十分なリターンを得ることはできない.色々やっているけど成果が出ない人は左のような状況に陥っている.
一方右側はエッセンシャル思考の人のエネルギーの使い方.一つのことに全エネルギーを集中させている.この"Essential Activity"が本当に自分の夢や目標にかなったものであれば,この人の人生は素晴らしく充実するだろう,ということが言いたいのがこの本.

エッセンシャル思考とは?

改めてエッセンシャル思考について整理すると,エッセンシャル思考とは

エッセンシャル 思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。

特に,「より少なく、しかしより良く」というスローガンは,エッセンシャル思考を説明するためにはこれ以上ないほどに適切な言葉といえる.さらに...

エッセンシャル 思考 は、より多くのことをやりとげる技術ではない。 正しいことをやりとげる技術 だ。もちろん、少なければいいというものでもない。自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分 し、重要な仕事で最大の成果をあげるのがエッセンシャル思考の狙いである.

エッセンシャル 思考 の人は、適当に全部やろうとは考えない。トレードオフを直視し、何かをとるために何かを捨てる。そうしたタフな決断は、この先やってくる数々の決断の手間を省いてくれる。 それがなければうんざりするほど同じことを問い続ける羽目になるだろう.

引用をまとめると,エッセンシャル思考とは,以下の要素から成る思考法ということになる.

  • 選択

時間とエネルギーの使い方を選ぶ

  • ノイズ除去

大半の重要ではないものを除去して,本当に重要なものだけを残す.

  • tradeoff

選択とノイズ除去はトレードオフを生み出すので,それを受け入れる必要がある.

どうやって「エッセンシャルな目標」を選択するのか?

エッセンシャル思考では,本当に自分にとって重要な目標を設定し,それに向かって全エネルギーを傾けていかなければいけない.でもどうやって?本書に従うならば,次のような手順になるだろう.

  1. 自分が今取り組んでいる,あるいは取り組みたいと思っているあらゆる活動を書き出す.
  2. それらの活動がどのような目標を達成するための活動であるかを明確化する.
  3. それぞれの活動について

「この仕事は,自分がやれることの中で一番重要か?」

と問うてみる.重要度は以下の3基準に照らして評価する.

    1. 「 自分は何が大好きか?」
    2. 「 自分は何がいちばん得意か?」  
    3. 「 世の中の大きな ニーズに貢献できるのは何か?」

そして熟考の末に本質的目標を決めたら...あらゆる活動に対して

「この活動は自分の本質目標に貢献することができるだろうか?」

と考える.

エッセンシャル思考を取り入れることの困難

エッセンシャル思考を貫徹するための障害は,トレードオフと習慣化だ.今まで「なんとなくやっといたほうがいいかな」程度のこともやってきた人間にとって,自分の本質目標に貢献しない活動は全て拒否するという行動原則は大きなジレンマを強いる.
数学の勉強をしておいたほうが後々を考えるとベターな気がするし,先生から頼まれたデータ収集の依頼も断りにくい.もっと言えば今日はだるいからダラダラしたいし...etc. こんな気分でやるような活動は,エッセンシャル思考の元では悉く却下だ.
このトレードオフに対処するためには,事前に頭を整理しておくことが必須だという,
習慣化とは,トレードオフに対処するための思考が自動的に頭から呼び出せる状態を作っておくこと,と言い換えられる.この習慣化については,本書よりも詳しい記述が,

に記述されている.習慣化の肝は,できるだけ意思の力に頼ることなく,自分が希望する行動がとれるような外部環境を整えることにある.この辺は別のエントリで書評を書きたい.

考えたこと

やはり自分のこれまでを振り返ってみると典型的に非エッセンシャル思考になっていたことに気づくし,「要領のいい人」というのは要するにエッセンシャル思考が自然と身についていた人なんだなあとわかる.
目標を的確に定めてそれに向かってエネルギーを集中的に投下する.単純極まりない原理だが,生産性の本質がほぼ完璧な形で描写されていると思う.